森山大道写真展 北海道<序章>

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日常の風景が大きな写真に引き延ばされて展示されている様は、なんか不思議です。身近な北海道がスターになっているような?おそらく私が産まれる前であったような風景でさえ懐かしく感じます。大学でも違う研究室で、心理学として懐かしさの研究をやっている方がいるのですが、産まれる前のものでものに対しても、実験データで懐かしさを感じることが出ているそうです。「これがそうなのか」なんて思いながら見入ります。何でもない風景が切り取られていてそれが絵になる、力があるって凄いなぁって思いました。よく写真のノウハウ本なんかで「これはやっちゃだめ!」の典型的な日の丸構図も気にならないほど、写し手の感覚がビビビッと伝わってきます。最近流行の日常を撮る若いカメラマンたちの走りとも言えるのではないでしょうか。恥ずかしながらこの方のことをあまりよく知らなかったのですが、経歴を見ると錚々たるものです。でもいろんな展示会行ったり、美術番組見たりしているので、何処かでは見ているのかもしれないなぁ。私は人物の名前や名詞、詳細な情報などを覚えるのはあまり得意ではないので。。。
森山大道展いろんなところで開催します。今回はパルコでしたが、宮の森美術館でも同時開催されています。スタンプラリーに参加すると3カ所以上のスタンプで絵はがきが1枚もらえますよ。入場料は一般300円と安いので、お買い物のついでにぶらりとどうでしょう?都合が合えば、アルテピアアッツァのも是非行きたいです。写真との雰囲気が会場と合うと思うんですよ。

〜森山大道写真展 北海道<序章>〜
札幌パルコ(7Fスペース7)
 9/12〜9/28、10:00〜20:00
(入場は30分前まで、最終日は18:00まで)
 ・ワークショップ 森山大道グッズを作ろう: 
  20日(日)12:00〜17:00
 ・トークライブ 森山大道×大竹信朗: 
  26日(土)18:00〜(※要時前申し込み)
宮の森美術館: 〜9/27
アルテピアッツァ美唄: 〜9/28
◆東川町文化ギャラリー: 2010/2/19〜3/29
 ちなみに東川町は写真甲子園なども開催されており、写真で町おこしをしている町なんですよ。私はカメラマンになる前に、東川町の写真関連のバイトをしたことがあります。東川在住のアマチュア写真家のおじいさまの取り貯めた写真を文化遺産として整理補完する仕事の補佐が仕事内容でした。当時で既に90歳だったけど、どうされているだろう。。。その仕事で初めてガラス板に写された写真つまり、フィルムが登場する以前の写真に触れることができました。現像されたフィルムの山から1本1本取り出して、ブロワーで埃を取り、クリーナーで拭き取り、ライトボックスで確認しながら、ファイルしやすい長さにフィルムを切断してファイリングしました。作業を通して大雪山とともに生きるその方の人生を垣間見させて頂いたようでした。戦争での満州遠征時のものもありましたが、よく見つからずに、持ち帰ることができたものだと思います。合間を縫って暗がりを見つけて現像したそうです。写真は生き生きとその時間をよみがえらせます。現実以上のふくらみを持たせながら。そのバイトの一環で、インタビューしに自宅へ伺い、直にお会いして写真が本当に好きなんだなぁと言うこと、肌で感じたのを思い出しました。

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by vrombir | 2009-09-15 10:34 | こだわり系favorite

転がる石に苔むさないふうてんの気まぐれ雑記帳


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