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関西旅行2 法隆寺(奈良)

関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_12444385.jpg法隆寺に行きました。あいにくの雨です。移動中まではあまり降っていなかったのですが、着く頃には本格的に降り出していました。
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桜の花はまだ3分咲きくらい、少し早いぐらいですが、この咲き始めがかえって春めくワクワク感があって良いかも知れません。所々に満開近い木を見つけるのも楽しみでした。関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_12513588.jpg法隆寺では、今、秘宝展も開催されており、普段は公開されない物も見ることができ、とても幸運だったと思います。「聖徳太子の時代のものかぁ・・・」(もっと新しい物ももちろんある)と思うと、タイムスリップした気分になります。まだこんな機械やコンピューター、通信・移動手段もない時代によくここまで作り上げたなぁ、なんて。
仏像の姿形も時代によって違う表現がされていて、いろんな想像を思いめぐらせながら見るのは非常に楽しいのですが、もっと歴史に詳しければその背景までぴんとくるのかなぁ、なんて悔しい思いもしました。というわけで、「2時間で古典がわかる」と言う本を買っちゃいました!
百済観音は必見です!多分、彼女は西洋人だと思います。通った鼻筋、優美な曲線、10頭身近くかと思われるのスレンダーなスタイル。仏像のイメージが一新されます。
あと、圧巻だったのは、秘宝展で限定公開されていた地獄絵図です。「泣く子も黙る」とはこのことです。東京タワーの蝋人形館の拷問コーナーよりもっともっと残酷です。怖い物好きにはお勧めです。6月まで開催されています。
関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_1317367.jpgさて、一服したそば屋です。この程良い田舎臭さと「いかるがそば」の看板に惹かれてたどりつきました。おそばのお味も素朴な上、そこにいるおばさんも気さくで、いろんなお話しをしてくださいました。このお店は夢殿のすぐ向かいにあり、中宮寺のすぐ近くでもあります。というわけか何かわかりませんが、中宮寺の娘がきれいで40年以上も前に16才年下の京都工繊大の学生と駆け落ちした話、古代瓦ブームやこの辺にもたくさんの古がわらが落ちていた話、この通りの前には毎日、頭に白い▲のを就けた男の人が棺桶を担いで通っていた話。。。。関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_13232858.jpgそんな話を聞いている内に、雷の閃光が光ったかと思うとバリバリドスンっというものすごい音、そして程なくバケツをひっくり返したよう雨が降り出しました。と言うわけでもうすこし雨宿りさせていただくことになり、あめ湯を注文しました。これはカンタンにいえば甘露飴をお湯にとかし、生姜を加えたような感じ、体はとても温まりました。関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_13264423.jpg
さて、一路宿へ。法隆寺駅行きのバスを待ちます。雨はなかなか上がりません。関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_13281941.jpg


<マニアのツボ>
関西旅行2 法隆寺(奈良)_f0009457_13511257.jpg北海道生まれの私にとっては瓦屋根が面白くてしょうがない!鬼瓦くんたちを撮りまくりました。こんなにいろんなバリエーションがあるなんて知らなかったので、ついつい夢中になりました!沖縄にはシーサー、京都にはしょうき様、と人は厄をよけ平穏に過ごせるよう家に祈りを込めたんですね。記念に、母と一緒に法隆寺へ瓦を寄贈しました。名前など墨で好きなことを書かせてもらえるのですが、筆扱いの下手さが残念。。。丸瓦と平瓦は1枚千円です。
by vrombir | 2006-04-02 13:00 | 旅して〜travel

転がる石に苔むさないふうてんの気まぐれ雑記帳


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