3/10-11 とんぼ返りの室蘭2〜ついにランプ城へ!〜

2日目の午前中だけ、アーチェリー部の同期と先輩につきあってもらって、念願の?ランプ城に行くことになりました!同期の提案なのですが、この提案を聞いてすぐに飛びつきました。ランプ城は、人気のない断崖絶壁にひっそりと立った不思議なお店で、何やなのかも分からず、ピンクの「ランプ城」というほの暗い明かりと手前に有る廃墟の様な古びた平屋数軒、加えてお店に向う登り口に有る不思議な壁画と神社。。。肝試しスポットとして何度か学生時代に訪れたことがありました。一体そこはなんなのか、今やっとその謎が明かされます。とはいえ、本当はネットなどで既に紹介されていたので、喫茶店であることは数年前に知っていたんですがね。
f0009457_12275070.jpgさあ到着。手前の古びた平屋は無くなり、きれいな更地に。おどろおどろしさは無く、快晴も手伝って爽やかです。写真中央の小さなお家が「ランプ城」です。

f0009457_12304518.jpgランプ城へ向う登り口は崖の縁。そこから見下ろす海にも近代的な橋や建造物が見え、当時の様な海と岩だけという寂しげな演出も無くなってしまいました。

f0009457_12335020.jpgここは入り口へ向うアプローチ。不思議な壁画があったはずだけど、今はもう風化してしまって、わずかな色が残るばかりで、その絵がなんであったか全く分かりませんでした。

f0009457_12354268.jpg壁画の脇に有る急な階段の向こうには確か神社があったはず。でも、みんな時間のない中つきあってくれているので今回はスルー。こうやって見ると、日本じゃない見たいです。

f0009457_12445032.jpgついに来ました、あの「ランプ城」の看板灯の所に。しかし、もう壊れてしまってそう記されていたことさえ分からないです。年月を感じます。お家は意外と可愛らしい感じです。リフォームしたのかもしれませんね。

f0009457_1383879.jpg入り口。そして入り口の反対側の風景。本当に断崖絶壁です!営業しているのかどうか分からなかったので、鍵も開いていたし一人が中に入って大きな声で「すみませ〜ん」と呼んで確認すると奥からおばさんが出て来て営業しているとのことで、めでたく入ることができました。おばさまと言うよりはもう少しお年を召されている面持ちで、現地のその友人によると80歳代らしいとのことです。その割にはお若く見えます!おそらくこのお店も今となっては趣味なのかもしれませんね。

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店内はこのような感じです。昭和のまま時が停まっていた様な不思議な空間です。
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奥にも石壁のお部屋がありました。天井には昔懐かしいレコードジャケットが色あせたまま飾ってあります。きっとマニアにはたまらない様な物があるでしょうね。

f0009457_14321539.jpg注文したココアや珈琲が来る前にお水とお皿いっぱいのチョコレートが出されました。サービスいいですね!ココアもたっぷりの牛乳で作ってあってとてもおいしく、まだまだ肌寒い風に冷された体も温まりました。砂糖壺のレトロさにも笑みがこぼれます。ぜ〜んぶ懐かしい物ばかりで、ともすると昭和博物館。石壁のお部屋には東郷青児の絵もかかっていたりして、ますます色濃くその時代を語るかのようでした。お店と住宅はくっついているようで、窓から猫さんが外を眺めていました。私は猫しか目に入らなかったけど、他の2人は「無線LANのルーターがあったね」と全然違う物を見ていました。3人分でたったの750円、つまり1杯250円!キレイ好きや冷え性の人にはあまりお勧めできないけれど、昭和に興味がある人や写真好きな人には、ともするとこのアーティスティックともいえるこの空間はお勧めです。千と千尋の1シーンに出て来てもおかしくない様な来さえします。建物自体は昔は遊郭として使われていたのかもしれないそうで、妙に細長い不思議な造りはその辺に由来するのかもしれませんが、事実確認はできていませんのであしからず。壁には室工大の写真部からおばさんに向けられた応援メッセージが貼られていたのが、またほのぼのとさせてくれます。紙の新しさからするとかなり最近のものだと思われます。
先輩におごってもらいお勘定を済ませた時に、おばさんに「ココア美味しかったです」と言った時、そのおばさんの柔らかな笑顔が目に焼き付いています。前日の鳥竹のおじさんとランプ城のおばさん、今度来た時は写真に収めたいなぁ。彼ら自身が発する笑顔や心遣いが生きて来た時代や年輪を語るこの地域の宝物だと思いました。
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by vrombir | 2012-03-20 12:45 | 旅して〜travel | Comments(0)

転がる石に苔むさないふうてんの気まぐれ雑記帳


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