日常風景

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この写真は少し前に撮った物です。いつも見ている風景だけど、なんだか現代アートのように見えました。初めはこの線路面を見て、「あ、ささら電車が通った跡だ!見逃してしまった・・・」と、竹ブラシの跡と思われる斜めの傷から、この路面での過去の出来事に思いが行ってしまいました。でも、次の瞬間、頭の中で、ただの映像に変わり、ユニークなテクスチャー、ともすると現代アートに見えてしまったのでした。そして、急いでカメラを取り出して写真を撮りました。客観的に見て、ラッシュの時間帯に、いきなり狭い停留所の上で、路面に向ってシャッターを切っている私は「変人」かもしれない・・・けど、撮りたかったのです;;;特に美しくないかもしれないけれど、突然心に引っかかってくる映像ってありませんか?私だけかな?
f0009457_22584824.jpg顔を上げると目の前に建物がある事が再認識されました。電停に立っていると正面に、幼稚園の時から(本当はもっと前から有るのかも)ずーっと見えている建物。隣との建物の境目を乗り口の目安にしてきました。と、考えると、すっかり風景の変わってしまった近所の中で、変わらずそこにあり続けるこの建物の偉大さが急に心に迫ってきました。以前は化粧品屋と薬屋が一緒になったお店屋さんでしたが、今は選挙事務所になっています。そういえば、他にもこの近所には文房具屋さんと一緒になった薬屋さんや自転車屋さん、本屋さん、日用雑貨やちょっとした食料が売っている雑貨店・・・引っ越す前の中島公園周辺でもよく遊びに行った小鳥屋さんとその隣のお菓子も売っているタバコ屋さんなどがありました。近所にあった小さなお店屋さんは、今、殆どマンションに変わってしまいました。ただ長方形だらけで寂しい感じがします。
東京は大都会だけど、古い物も上手く共存しています。私が東京の杉並・中野に住んでいるときは、商店街があちこちにあって、そこには昔ながらの個人商店が活気を持って軒を並べていて、うどん屋(生麺だけ売っている)さん、おせんべい屋さん、お豆腐屋さん、お肉屋さん、パン屋さん、八百屋さん、金物屋さん・・・と様々。端数を切り上げていつもお肉を測ってくれるお肉屋の旦那さん、奥さんはとってもきれいな人だけど奥さんが店に出ているとおまけしてもらえなかったり、豆腐を買うとがんもをおまけに付けてくれる駅員さんの帽子をかぶった可愛いおじいちゃんのいるお豆腐屋さんとか、そんなやり取りにも心が温まる思いでした。あ、そんな事考えてたら、東京が懐かしくなってきました(::)
小さい頃よく、買い物かごを持つ母について行った新通市場は、すっかり静まり返り、歯抜け状態でしたが、行啓通や東屯田通にはまだ、昔ながらの個人商店が結構残っているので、今度その辺を探索してみたいと思います♪
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by vrombir | 2009-01-31 23:15 | 札幌SAPPoRo

転がる石に苔むさないふうてんの気まぐれ雑記帳


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