関西旅行6 京都(祇園2)
2006年 04月 03日
初めて京都に修学旅行に来たとき感動したのが、竹林!思わず一句詠みましたが、誰にもその感動は伝わりませんでした。根本的に高校1年生が感動を俳句で伝えようと言う発送自体、共感を得られなかったのでしょう。竹林散策中に見つけた椿の花は、本当にぼっとりと木漏れ日の中、こけ絨毯の上に鎮座しておりました。また、マニアック?
さて、次に友人が案内してくれた先が安井金比羅宮。そこにはこんな面白いトンネルがありました。悪縁を切り、良縁をお望みの方にお勧めです。
無人のお札販売所で100円のお札を買い、願い事を記入し、名札を持ったまま、裏側からトンネルをしゃがんでくぐり、悪縁を切ります。次に表側、つまり逆側からこのトンネルをくぐり良縁を結ぶそうです。そのあと、願いを込めたお札をこのトンネルに(備え付けのヤマトノリで)貼り付ければ、御利益がある!はず?結果は見ていてね(^^)v
小さいながら歴史のある神社のようで、ものすごい古い絵馬があり風情がありました。
この日他に案内してもらったのは、建仁寺。ここまで来ると確かに人気はかなり減りますが、いるにはいます。知る人ぞ知る場所と言った感じです。日本最古の禅宗本山寺院で、庭園は京都旅行中一番気に入りました。俵屋宗達の風神雷神の大きな刺繍屏風と直筆の絵画を楽しめるほか、完成したばかりの「双竜頭」(小泉淳作 筆)の天井図を見ることができます。この図はあまりに大きいため制作場所は広い場所が必要であり、北海道広尾の廃校跡で制作されたそうです。北海道からきたかと思うと親近感が湧いてしまう単純な私でした。仏法を守ると言う意味で描かれる龍を施した天井図は大抵1匹で、ここにある2頭の龍というのは小泉氏オリジナルだそうです。他にも橋本関雪など有名どころ(と言っても私は良く知らない)ののふすま絵を種々見ることができます。
by vrombir
| 2006-04-03 23:18
| 旅して〜travel