レオナール・フジタ展
2008年 08月 13日
日本人でありながらフランス人レオナール・フジタとしてその生涯を終えた数奇な異邦人、藤田嗣治の誕生日は私と2日違いの11月27日生まれ!「お〜あなたもいて座でしたか?」と勝手に親近感を覚えながら、系譜や作品に赴くのでした。やはり私は晩年はこの国にいないのではないだろうか?!なんて思いながら(^^;;;;スタイル確立前の作品はモディリアーニ風だったり、アンリルソーの影響を受けていたり、晩年の作品の宗教画にはパロディチックに自画像が登場している様は横尾忠則風だったり、彼の成長あるいは心の変遷とともにいろいろなスタイルがあったのがおもしろかったです。私が気に入っていた作品は彼が手作りしたインテリアたちや自ら絵付けしたお皿の猫さん、シュールな子供をかき集めた油彩のパッチワーク風作品。絵画というよりイラストの原点のような、油彩なのに日本画のような独特なスタイルが見られました。
久々の美術鑑賞、いいもんだな〜
by vrombir
| 2008-08-13 19:39
| フランス語Francais